Debian11 bullseye を中古の Let’s Note にインストールして使っているのですが、輝度調整が Fnキーで出来ないことがここ半年ほどの悩みの種でした。今般その問題が解決できたので、メモしておくことにします。なお、本件の解決にあたっては Youhei SASAKI (@uwabami) / Twitter さんに助言いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
まず自分の環境です。
ひとつ前の世代の Let's Note で輝度調整が同じく出来なかった方のブログを見つけました。この方は輝度調整が無事に出来るようになったようですが、自分の場合、同じようにやっても症状は改善しませんでした。自分の環境では、以下のようなコマンドを打つと輝度が変わるので、上記の投稿者と似たような症状ではあるのですけれども。
sudo echo 80 > /sys/class/backlight/intel_backlight/brightness
さて、助言をいただいてやったことは、/etc/modprobe.d/blacklist-local.conf というファイルを用意して、中身に blacklist panasonic_laptop とだけ書いた後、再起動しました。この時点で Fnキーで輝度調整が出来るようになりました。ただ、周囲の画面の明るさに応じて明るさが自動で変わるようになってしまいました。それを解消するために iio-sensor-proxy を私の場合パッケージごと削除しました。最初 disable にしようとしたのですが、自動で変わる症状が改善しませんでした。デバイスによっては画面回転とかに追従するそうなので便利なこともあるようですが、Let's Noteでは画面回転は必要ないので今回は削除の選択でよさそうです。
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