2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

学コン7月号大問4(その1)

誘導付きで極限を求める問題。はさみうちの原理で求める(4)はうまく誘導に乗れずに解けなかった。(4)の解説は次回以降にするとして、今回はまず(2)の極限を解説にしたがって復習することにしよう。求める極限 は次である。 \begin{align} \alpha = \lim_{n \…

学コン

月刊大学への数学の「学コン」に毎月挑戦しています。昨年の2月号くらいから継続して応募しており、基本的にはAコースで申し込んでいましたが、今年の4月号では初めてBコースで応募しました。しかし、その後は答案を作るのに十分な時間が取れなくなったので…

gnuplotで背景に色を付ける

時系列データの品質管理をするときに特定の範囲内に収まっているかどうかを視覚的に分かりやすくできないかと思って調べたときのメモ。実際には別の人が実装してくださったので、ここで紹介する方法は実行されなかったわけだが、サンプルとしてスクリプトを…

コーディングルール

可読性があって汎用性の高いコーディングってどうやったらできるんでしょうね。結構、変数を定義するところとか難しいと思うんですよね。あとは関数というか Fortran で言うところの subroutine の使いどころとかね。Ruby や Python といったスクリプト言語…

PythonでGSM予報値を読む(降水量の注意点)

つい先日、MSM予報値の降水量を読んだときに、FTに関する注意点を述べました。 matsubi0526.hatenablog.com 今日職場で別のデータを見ていたときにちょっと挙動が引っかかったので、GSMの降水量を見てみたら「やっぱりか」って挙動を示したので、ここで紹介…

顕著な大雨に関する気象情報(7/18 15:09長崎県)

長崎県で「顕著な大雨に関する気象情報」が出たので、7/18 09時から18時(日本時間)における降水のアニメーションを作成してみました。現在の気象庁のHPからでは画像形式で取得するのは難しいのですが、軽量版のほうだと、なんとか画像取得でき、地図や海岸…

PythonでMSM予報値を読む(降水量の注意点)

pygribというライブラリを用いて、GRIB2形式のMSM予報値を読んでみようという話です。本当はmatplotlibやbasemapを用いて描画するところを先に解説しようと思っていたのですが、記事にするにはちょっとまだ未完成なところがあるので公開できていません。で、…

Debian11 な Let's Note (CF-SZ6) で画面輝度調整

Debian11 bullseye を中古の Let’s Note にインストールして使っているのですが、輝度調整が Fnキーで出来ないことがここ半年ほどの悩みの種でした。今般その問題が解決できたので、メモしておくことにします。なお、本件の解決にあたっては Youhei SASAKI (…

Rubyで特定の時間刻みの配列を取得する

%Y%m%d%H%M形式の日付を与えて、開始日時と終了日時の間を特定の時間刻みで区切った配列を返すスクリプトをRubyで書きました。while文は滅多に使わないのでちょっと新鮮です。今回は10分刻みを例として書いてみました。もちろん、5分刻みとかもできます。そ…

Pythonでグラフを描く

Pythonでグラフを描く練習です。TeXで数式を入れる方法も少しだけ勉強。題材は某メーリングリストに流れてきた問題で、実数 に対して、 を示せ、という問題。 の範囲で描画しています。確かに不等式が成り立っているようですね。 f(x) = cos(sin x)-sin(cos …

古本屋(2)

matsubi0526.hatenablog.com この投稿以来行ってなかった神保町の古本屋にこないだ久々に行ってきました。気象研究ノートと統計学入門の本があったので買ってきました。積読になる気しかしませんが、いつかきっと役に立つ日が来ることでしょう。

飽和水蒸気圧の計算式の一例

配信資料に関する技術情報 第371号ではFAX図における相当温位の計算式が記載されているが、同時に、飽和水蒸気圧の計算式も記載されている。 https://www.data.jma.go.jp/suishin/jyouhou/pdf/371.pdf飽和水蒸気圧 [hPa] の計算式は、温度を [K] とすれば、…